【簡単DIY】外出中も安心!植物の自動水やりを自作してみた

自粛・自粛ということで、どうしてもおうち時間が増えて、気づいたらベランダにたくさんの草花や木々が増えてしまう経験はありませんか?

私のおうちも気づいたら50種以上のハーブや花、シンボルツリーに囲まれるベランダになってしまいました。(すべて夫の仕業ですが)

そこで困るのは、留守や旅行中に水やりができないこと!

今はちょうど梅雨時期なので雨は降るのですが、同時に気温が高いので、小さな鉢だと3日もすればあっという間に土がカラカラになってしまいます。

何とかできないものか、しかし本格的な自動水やり機を買うとお高いのでできる限り安く(できればただ同然で)そういったものを作れないだろうか、と考えて夫に聞いてみました。

すると「できるよ」の一言!いよっ!大統領!

ということで、その作り方をここで記録したいと思います☆

準備するもの

まず準備するものです。今回は5号~6号くらいの小さな鉢に自動水やり器を設置するので、ペットボトルは 500ml のものを用意しました。

  • ペットボトル 500ml (キャップ付き)
  • 麻ひも
  • グルーガン
  • 割りばし
  • ビニールチューブ(内径 4mm x 外径6mm)
  • ドリルビット(6mm と 1.5mm) *もしあれば

ビニールチューブは、Amazon でこういったものを購入。ホームセンターで短いものを買ってもいいかもしれません。

ドリルビットはペットボトルの蓋に穴をあけるときと、チューブに小さな穴をあける際使いますが、もしなければキリなどを使えばいいかと思います。

ほとんどが100円ショップで手に入るものなので、そろえるのに苦労はしないと思います。

準備は完了です!

作り方

それではさっそく作っていきます。基本的に作業は簡単で、難しいところは麻ひもの結び方と給水のペース(水がぽたぽたと落ちるペース)を調整するところだと夫は言っていました。

(1) まずは、ペットボトルの蓋に 6mm のドリルビットで穴をあけ、チューブを適切な長さに切って差し込みましょう。今回は、ベランダの塀に麻ひもをつかってぶら下げるので、チューブは 20cm 程度に切りました。

外径が 6mm なのでぴったりです。

(2) 隙間をグルーガンで埋めて固定します。

上側と内側もしっかり固定。隙間も埋まっているので漏水を防ぎます。

(3) チューブの反対の端から3cm上に、1.5mm ビットドリルで片方だけに穴をあけます。

※もし穴が大きすぎたり、開けすぎた場合はグルーガンで埋めてしまって新しいところに穴をあければいいです。(この写真でも2か所にグルーガンがついてますが、試行錯誤の後です)

そして割りばしを差し込みます。先ほど開けた穴は赤枠くらいの部分に来るように調整します。水がぽたぽたと落ちるために、ある程度割りばしの先で抑え込む必要があります。

(4) 給水用に、ペットボトルの底に蓋になるようにカッターで切り込みをいれます。これにより実験する際やお出かけ直前に水をいれるのが楽になります。

(5) 同じ長さの麻ひもを2本用意します。

まずは麻ひもを2本まとめて、2つ折りにして2か所型結びをします。

写真ではわかりづらいので絵で書くとこんな感じです。赤丸2か所を型結びします。

これで、ペットボトルの口が綺麗に収まるようなります。

つけてみるとぴったりです。

あとはペットボトルを支えるようにそれぞれの紐を網目状に型結びしていきます。

完成するとこのような感じです。

あとはキャップをつけて完成です!

テストしてみる!

それでは一度、水がきちんとぽたぽた落ちるのかテストしてみます!

ペットボトルに水をいれてみると、このようにぽたぽたと水が出ています。成功!

もしぽたぽたの頻度を調整したい場合は、割りばしをよりきつく押し込んだり、穴をあける場所を調整すれば可能です。

さぁ準備はばっちり!あとは取り付けるだけです。

いざ!インストール!

さっそく、麻ひもをつかって柵にぶら下げているミントの鉢の真横にこのペットボトル自動水やり器をぶら下げてみました。

そして割りばしの部分を土にさし、給水されるか最終チェックです!

問題なくぽたぽたし始めました!これで完成!!

もしなかなか水が流れない場合は、いったん割りばしを抜いてから再度差し直したり、

ぶら下げる位置を調整すればスムーズに水が流れるようになりました!

今回かかった費用

このペットボトル自動水やり器を1つ作るのにかかった費用です。

  • ペットボトル 500ml (キャップ付き)- 0円
  • 麻ひも – 100円
  • グルーガン – 100円
  • 割りばし – 0円
  • ビニールチューブ(内径 4mm x 外径6mm) 20cm – 96円
  • ドリルビット(すでに持っていたので) – 0円

合計はなんと 296円 !! ドドーン!

やっす!! これは驚きの値段だった…

値段もそうだけど、作っている工程がなんか学校の図化工作みたいで楽しかったです。

夫、やるじゃん☆

最後に

無事に動作も確認できましたので、これで長期の旅行も安心です。使ってみてだいたいもって2日程度でした。そのため、旅行に行くその日にたっぷり水をあげて、この自動水やりで2日は水が確保されて、プラス季節によって1日から2日。4泊5日くらいならいけるかも!?しれません。

もちろん季節や植物のタイプによっても前後するとは思いますし、ペットボトルのサイズを 1L にすればさらに長く水やりができると思います。

ちょっとした旅行や留守でどうしても水やりができないときは、身近にあるもので安価に自作できるペットボトルの自動水やり器をご紹介してみました!

それでは、また!

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